マレーシア移住を考える【1/2】

マレーシア移住を考える【1/2】

前置き:マレーシア移住を考える

東京に住んでいると、やはり生活コストの高騰は緊急の課題となる。
今年になって、フリーランスの給料も単純な開発の場合は、AIが参入して昨年の20%ダウンとなった。
単月100万円を超える案件は、大幅に消え100万未満の案件ばかりになった。

フリーランスの1,000万円は、会社員の600万円程度

こちらの記事のように、本当に1000万と言えば聞こえがいいが、実質は600万程度である。 消費税はかかり、保険料も自費なのでひかれ、本当に600万程度しか残らない。

経費の自由が認められるだけで、実際の手取りは抑えられるというのが現実である。

そうなってくると、日本の地方に飛ぶか、低コストの国外でコストを下げることを考えることになる。

フリーランスで何年もできるような人間は、基本的に挑戦ありきだと思っている。 やってみるとわかるのだが、額面がよくても割に合わないことの連続だ。

海外に住む挑戦をしてみたい。

そう思ったから、今回のマレーシアを計画したのである。

マレーシア全体の所感

治安

正直、治安の良さにびっくりしている。

ランキング国名
11位チェコ
12位日本
13位マレーシア
14位カナダ
14位オランダ

世界平和指数ランキング。世界各国の治安・安全性ランキング

ランク的に、日本との差が10位ぐらいあると思っていたのだが、もう僅差である。
むしろ、日本は最も治安が良い国では、なくなりつつあるようであることを残念に思う。

言語

基本的に、英語が通じる。
これが、ベトナムとは大きな差になってくる。

公用語は、マレー語ではあるが、他民族国家なので英語がよく通じる。

中学英語ぐらいできれば、何も問題は生じない。
独特のナマリはあるが、よく聞けばわかる。

お金

通貨

1RM(リンギット)が約40円前後(2026/01月)

タクシー相場

20km 約800円(20RM)

電車

長距離移動も、短距離も安い

ご飯

50RM出せば、大抵食べれる。
100RM超えれば、もうかなり良いものを食べている感覚

気持ち、東京の1/3〜2/3ぐらいの感覚である。

完全比較すると

店舗日本マレーシア
PizzaHat(1人用コンボ)1500円前後17RM(680円前後)
KFC(6本)3000円前後20RM(800円前後)

海外製品

大体同じぐらいの値段。
贅沢に、海外製品を揃えようとしたら生活費はさがらない。

物流

モールには、多数の海外製品があり、日本で手に入るものは大抵、手に入る。
どうしても日本製品が欲しい場合には、手に入る印象が強い。

文化/環境

前情報では陽気な人が多く、ニコニコしてれば良いとの話だったが、まぁ普通にしてればよい。

イスラム教、トイレの横に礼拝室があることが多いが、特に気にはならない。強いて言うなら、豚肉は特定のところでしか食べれない。お酒は売る場所が限られている。左手はあまり使わない。指差し、異性への接触は避ける。 これぐらいだろうか?

ただ、まぁ意識しなくても…ぐらいの感じである。

軍は、あまりみることはない。(流石に、政府組織にはいたが・・・)

日本人としては、気になるところだが、中国の人は結構多く感じる。
3割は中国人の方と考えた方がいい。

排ガス: 許容範囲内.
虫: 前情報では、コバエが結構と聞いたが、冬なのか、いない。  

医療

未調査

気になるポイント

冷房効きすぎ問題

さまざまな乗り物や施設で、設定温度が大幅に異なる。
常夏の国ではあるが、長袖を携帯することをオススメする。 ヒドイと設定温度が17度前後だったりするので、寒暖差でやられる。

コンセントにスイッチ

SDGsの一つなのか、全コンセントにスイッチがあり、通電してると思ったら、通電してないことあり。大概、コンセントにスイッチついてるので、スイッチをいれること。

ジョホールバル(JB)

マレーシア移住先の候補として、ジョホールバル(JB)を視察した。 シンガポールの隣に位置し、生活コストが大幅に抑えられるエリアとして注目されている。

今回は、JB内の3つのエリアを回った。

経済特区フォレストシティ

JBからGrabで30分以内の距離にある、中国資本の大型経済特区。

結論から言うと、完全なゴーストタウンだった。

フォレストシティの外観。建物は立派だが人の気配がない

建設途中のまま放置された建物が目立ち、住居用のコンドミニアムも空き部屋が多い印象を受けた。 モール自体は存在していたが、中はガラガラで、活気はほとんど感じられなかった。

フォレストシティのモール内部。COMING SOONの看板が寂しさを際立たせる

シャッターが閉まった店舗が並ぶ通路

住む場所としては、全く選択肢に入らない。 理由は複合的で、人がいなすぎる、交通が不便、将来性が不透明の三拍子が揃っている。

Grabでしかアクセスできないような場所で、公共交通機関が整備されていない以上、生活が成り立たない。

レゴランド周辺

レゴランド マレーシア リゾートの入口

大阪でいうところの、2026年段階の堺東のような印象がある。 一度は栄えたが、もう一度立て直しをしているといった感じだった。

雰囲気としてはファミリー向けで、戸建ての住宅街が広がっている。 高級住宅街も販売されていたが、不動産関係者は全員中国の方で、マレー人の方が経営している印象がなかった。 一応マレーシア人向けに販売しているが、裏口で海外の方でも住むことは可能なようだ。(名刺は一応もらったが、多分住むことはない)

課題としては、車がないと絶対に不便。 商業施設が少なく、街全体がまだ発展途上で、郊外といった印象がかなり強かった。

JB Sentral周辺

JB Sentral周辺のコンドからの昼の眺め。新旧の建物が混在している

JBで訪れた中では、最も活気があるエリアだった。 ただし、KLには劣るというのが正直な印象である。

治安は特に問題なく、安全だと感じた。 交通の利便性は非常に高く、シンガポールへのアクセスも良い。

JB Sentral駅は現在拡張中で、電車が発達する未来は見えている。5年後には期待ができる。

ただし、今すぐ投資となると話は別で、駅が完成する1年前ぐらいに投資した方がよさそうな印象を受ける。

駅近くには大型モールがあり、大抵の海外製品や自国製品は手に入る。 しかし、やはり車がないと厳しい印象は拭えなかった。

KLと比較すると、新設のコンドミニアムを建てているので設備自体は新しく、上物としての価値はあるかもしれない。

JB Sentral周辺の夜景。Sheratonなどのホテルも見える

家賃相場

高級高層マンションでも3,500RM/月(約14万円)前後と、比較的安い。 東京の同等グレードのマンションと比較すると、半額以下の水準である。